
「**SPF検証失敗**」は、貴社ドメインに対応するSPFレコードに何らかのエラーがある場合に表示される応答です。これらの[構文や設定の誤り](https://threatcop.com/blog/spf-errors/)はSPFのTXTレコードを無効にし、[悪意のある送信者がビジネスドメイン名を悪用](https://cybersecuritynews.com/hackers-abusing-skype/)して、受信者が容易に信頼してしまう人物になりすまし、スパムやフィッシングメールを送信できるようにしてしまいます。
**SPFが失敗したとき**に何が起こるのか、そしてこの問題を解決して組織を守る方法を理解しましょう。初めての方は、まず[SPFレコードとは何か](/blog/what-spf-records-are-and-how-they-protect-email-domains/)、そしてそれがどのようにドメインを保護するのかを確認しておくと役立ちます。
## SPF検証エラーとは何を意味するのか?
[SPF検証エラー](/spf-validation-failed-meaning-and-troubleshooting-methods/resolve-spf-validation-errors-for-email-deliverability-and-security/)を**どのように修正するか**を知る前に、そもそもなぜそれが発生するのかを知っておくべきです。そうすれば、SPFレコードの管理作業で慎重になれます。
SPFレコードは、あなたの会社に代わってメールを送信することを許可するすべての[IPアドレス(ipv4およびipv6)](https://www.geeksforgeeks.org/differences-between-ipv4-and-ipv6/)やメールサーバーに関する情報を運ぶ**SPF構文**(メカニズム、モディファイア、修飾子の3種類があります。平易な定義については[SPF用語集](/ja/spf-yogoshu/)をご覧ください)を使って構築され、あなたのドメインから来る不正なメールを受信者のメールボックスがどのように扱うかの指示も含みます。
これらの構文や送信者のIPアドレスが正しく記述されていない場合、「**SPFチェックの失敗**」が発生し、SPFレコードが完全に無効になります。
そこで、SPFレコードにエラーがないか確認するには、[オンラインのSPFレコードチェッカー](https://dnschecker.org/spf-record-validation.php)で実行するか、当社の無料ツールで[SPFチェックを実行](/ja/tools/spf-checker/)します。SPFレコードチェッカー(SPFバリデーターとも呼ばれます)は、TXTのSPFレコードを診断し、エラーが見つかれば**それを明示する**ツールです。_一部のツールは、適時に修正できるよう修復方法も提案します。_

## SPFレコードを無効にする一般的なエラー
**SPF検証が失敗する**理由は数多くあります。
- 文字列の前後の**余分なスペース**。
- タイプミス。
- 大文字の使用。
- メカニズム間の不要なダッシュ、カンマ、スペース。
- 冒頭で**TXTレコードの種類**を指定していない。
SPFエラーがある場合、SPFのメール認証プロセスは機能しません。この問題は[DKIMとDMARC](https://www.techtarget.com/searchsecurity/answer/Email-authentication-How-SPF-DKIM-and-DMARC-work-together#:~:text=The%20DKIM%20signature%20enables%20domain,handle%20unauthorized%20or%20unauthenticated%20messages.)の処理にも影響し、メール配信率の低下により**オンラインマーケティングに悪影響**を及ぼし、著名な組織の送信ドメインをメールなりすましにさらします。
## Office 365やその他のプラットフォームでSPF検証エラーが発生する主な原因
SPFのTXTレコードに以下がないことを確認してください。
### 複数のSPFレコードの存在
**1ドメインにつきSPFレコードは1つ**しか存在できません。複数のSPFレコードが存在する場合、そのすべてが無効になり、失敗の原因となります。
### SPF検証が利用不可
このエラーは、あなたのドメインに対するSPFレコードがDNS上に**存在しない**ことを示します。
### DNSルックアップ制限の超過
リソースへの過負荷を避けるため、最大10回の[DNSルックアップ](https://www.javatpoint.com/dns-lookup)という制限が課されています。この制限内に収めるのは難しく、SPF permerrorの原因となりますが、**AutoSPF**の**SPFフラット化サービス**があなたを救えます。
### 構文の問題
これは**Office 365ユーザーのSPF検証エラー**を引き起こす一般的な問題の1つです。すべてのSPFレコードは**v=SPF1で始まり**、「all」タグで終わる必要があります。「-all」タグは失敗(またはハードフェイル)を、「~all」はソフトフェイルを示します。
### ptrまたはmxメカニズムの使用
これらは**信頼性が低く非推奨**であるため、使用は避けるべきです。

## Microsoft ExchangeのSPFチェックエラー
あらゆる[Microsoft Office 365ホスト](https://www.techtarget.com/searchsecurity/news/252528015/Rackspace-security-incident-causes-Exchange-Server-outages)が重要なメッセージでメール配信の問題に遭遇することはよくあります。これにつながる主な要因は以下のとおりです。
### SPFレコードの不適切な変更
ドメイン所有者は、IPアドレス、メールサーバー、**メールセキュリティの設定**などの変更に応じてSPFレコードを変更します。「**SPF検証失敗**」のステータスを避けるため、これらの変更に合わせてTXTレコードを維持するのは良い習慣です。これこそが、[SPFを定期的にチェックする](/ja/spf-teiki-chekku-10-no-riyu/)ことが広く推奨される習慣である理由です。しかし、こうした変更が正しい手順に従って行われないこともあります。
### スパムフィルターの誤設定
_スパムフィルターは、受信メールを処理して、スパムメッセージが受信箱に届くのを防ぐツールです。_ 受信者が[スパムフィルターを誤った設定](https://www.cisco.com/assets/sol/sb/isa500_emulator/help/guide/af1265763.html)にしてしまうと、メールボックスが**正当なメールサーバーを悪意のあるものと誤判定**することがあります。
### DNSの問題
すでにSPFレコードをSPFルックアップツールで実行して有効という結果が出ている場合、最も可能性の高い原因は、設定ミス、一時的なサーバー障害、[DNSタイムアウト](https://help.salesforce.com/s/articleView?id=000382920&type=1)など、**ドメインのDNSに関する何らかのトラブル**です。
### DKIMの問題
DKIMは中継や転送によって壊れ、**SPFおよびDMARCのエラー**を引き起こします。
## GmailでのSPFチェック失敗
GoogleのGmailは、最もよく使われる[メールボックスプロバイダー](https://www.kioskmarketplace.com/news/smart-mailbox-provider-arrive-taps-amazon-sidewalk-connectivity-network/)の1つです。Gmailでの**SPFチェックの失敗**は「550 SPF Check Failed」というエラーメッセージで示され、受信側サーバーが送信者のIDを検証できなかった場合に発生します。中継元を介したメッセージの中継によっても起こり得ます。

## SPF検証エラーの修正方法は?
**SPFチェックの失敗**につながるすべての原因がわかったところで、修正方法を見ていきましょう。
### SPFレコードを修正する
_まず、レコードをテスターで実行し、明示されたすべてのエラーを修正します。_ 構文や設定の誤りに加えて、タイプミス、大文字、不要なダッシュ、スペース、カンマがないことを確認してください。
### MXメカニズムが正しいサーバーを指していることを確認する
[SMTPサーバー](https://aws.amazon.com/what-is/smtp/)が**無効なMXレコード**を持つメールメッセージを受信すると、SPF検証は失敗します。したがって、MXレコードが正しいサーバーを示していることを**常に確認**してください。
### 転送業者やサードパーティベンダーのIPアドレスの追加を忘れない
サードパーティがあなたに代わってメールを送信する場合、そのIPアドレスをSPF DNSレコードに追加する必要があります。また、**転送業者**のIPアドレスも記載してください。そうしないとSPFが壊れ、メールセキュリティが危険にさらされます。
## よくある質問
### SPFチェックが失敗するとどうなりますか?
_SPF認証チェックが失敗すると、SPFレコードが無効になり、認証プロセスが停止します。_ これによりメール到達性が損なわれ、[脅威アクターがドメイン名を悪用](https://thehackernews.com/2023/11/dns-abuse-exposes-prolific-pumas.html)してフィッシングやなりすましを行えるようになります。

[画像の出典](https://rmonnetworks.com/how-to-avoid-taking-the-phishing-scam-bait/):rmonnetworks.com
### SPF認証失敗とは何を意味しますか?
簡単に言えば、SPF認証失敗とは、あなたのドメインのSPFレコードにその特定の送信メールサーバーが含まれていないことを意味します。これは、**送信者が権限を持っていない**ことを示し、あなたの会社に代わってメールを送信することが許可されていないことを表します。
### SPFの失敗の原因は何ですか?
SPFは、[受信者のMTA](https://en.wikipedia.org/wiki/Message_transfer_agent)があなたのDNSに公開されたSPFレコードを見つけられない場合、またはドメインに**複数のレコード**が存在する場合に失敗します。当初SPFのTXTレコードに含まれていたIPアドレスやメールサーバーの変更によっても発生し得ます。
### **SPF検証エラーはどのように修正しますか?**
_構文の誤りや設定ミスを確認し、タイプミス、大文字、不要なダッシュ、スペース、カンマがないことを確かめます。_ [MXレコード](https://www.cloudflare.com/learning/dns/dns-records/dns-mx-record/)が正しいサーバーを示しているか、転送業者やサードパーティベンダーの**IPアドレスを追加**しているかを確認してください。
## SPFレコードを無料で修正
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[SPFレコードを修正する!](/ja/ryokin/)